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早く気づいてあげたい…ディスレクシア

最近は認識も進んでいるのですが、それでもまだまだ周囲も本人も気づいていないことも多いディスレクシア。

私たちが小学生の頃、国語の時間というと順番に音読することが多かったですね。そんな時、決まって読みに詰まったり、ゆっくりゆっくり読む友達もいたような記憶があります。

今思うと、それがディスレクシアというものだったのかな…と思ったりします。

知的障害はない…どころか、逆にいわゆる「頭がいい」と言われる場合もあったりします。その分、自分自身でその弱点を目立たないようにする工夫もできるので、本当に周りに気づかれずに大人になる人も少なくないそうです。

小学生の100人に2人とも6人ともいるとも言われていますが、でもディスレクシアと言われている人の中には、有名人も多いのです。

知的な障害はまったくないどころか、人とは違う感性を持っていて、抜きん出た活躍をする人もたくさんいます。

アインシュタイン、レオナルドダビンチ、現代では映画俳優のトム・クルーズがカミングアウトして話題になりました。スピルバーグ監督もそうだと言われています。みんな、人にはない才能を持っています。

だからこそ、小さいうちに 家族、先生、そして周りの大人たちが 、 少しでも早くその特性に気づいてあげて、 無駄なつらい思いをせず、 その豊かな才能を生かしてもらいたいものです。

いつも言われていますが、近視の人が眼鏡をかけて不自由がないように、読み書きが苦手な人には、デイジー教科書やデイジー図書、デジタルツールが眼鏡の役目をしてくれます。

今や、誰でも手にしているスマートフォン。

これで、音で本を読んだり、声でメモをとったりすれば、不自由は軽くなったり、解決したりできるでしょう。

誰もが持っている様々な不得手な分野は、適切にツールを使えば解決できることが多いかもしれません。


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