EveryDAISY

子どもたちが考えてくれるデイジー教科書に….

今月のサロンでは、初めて小学校の先生がきてくださいました。 マルチメディアデイジー教科書に接する機会は初めてとの ことで、一からご説明させていただきました。

ただ、その後、先生の教科書の使い方の実情を知るにおよんで、 私たちの作り方で見直すべき点も大いにあることを感じ、逆に教わる ことに…。

簡単に言うと、紙の教科書は児童・生徒に考えさせるための工夫が 各所に施されているので、デイジー教科書もその意を汲んで作る 必要があるということです。

デイジー教科書は読みやすいようにレイアウトを調整するのですが、 調整の仕方を誤ると現場で困ることがあるかも….。

また、本来、先生が口頭で言うべきことが書かれていて、わざわざ 読み上げても意味のない箇所もあるとか….。

著作権の関係で文を変えることはできないのですが、改めてデイジー 教科書はどうあるべきか、を考えさせられ、同時に出版社や現場の 人たちとのコミュニケーションがいかに重要かを痛感した貴重なひととき となりました。先生、ありがとうございました!

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サロン「EveryDAISY」17日開催、タブレットで教科書を体験してみましょう。

3月のサロン EveryDAISYは、17日(日)開催です。 このサロンは、ディスレクシア(識字障害)のお子さんのためのお悩み相談の場として昨年11月から行っていますが、どこに相談していいかわからないという方から、独自に支援機関に相談しているが十分でないなど、お悩み解決の場が限られていることを痛感しています。

お父さんが来られるケースもありますし、お子さん連れのことも。その場合、スタッフがお悩みを伺うあいだ、お子さんには別のスタッフが本やゲームでお相手をしてきました。フリーで飲み物とお菓子もあり、そこもお子さんにはいいのかもしれません。

今月は新学期を控え、実際にタブレットでマルチメディアデイジー教科書の読み方を体験してもらう予定です。また、先日開催された今年度のデイジー教科書報告会についてもご報告します。(大学入試センターの方のお話もありましたので、共通テストに向けた配慮検討のことなども)

この EveryDAISY、基本的に毎月第3日曜日の午後開催を定例としていきますので、3月は都合がつかないという方も、4月以降、ぜひお時間があれば遊びにいらしてください。

<「EveryDAISY」概要>
・日時:2019年 3月17日(日)13:30~15:00
・対象:読み・書きの苦手なお子さんをもつ保護者、支援者、先生 ※お子さんご一緒でもOK!
・定員:10名
・参加費:500円(1回)
・会場:いちえ会(目黒区駒場1-28-1-203、井の頭線駒場東大前駅下車徒歩1分)
※渋谷寄り改札を右に出て線路沿いに進み、踏切手前右手のビル。
・備考:講習用iPadを2台ご用意していますが、タブレット、スマートフォン、PCがあればご持参ください。
・お申し込み:こちらからどうぞ。→<EveryDAISYお問い合わせ・お申し込み>

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マルチメディア教科書を読むには?

マルチメディア教科書とは、いつも学校で使っている教科書と内容は全くおなじです。
学校で使用している教科書と同じ文章、同じ画像が使用されますが、紙ではなく、パソコンやiPad、タブレットなどで再生できる、電子書籍の一種です。
デジタル教科書と同じ?と思われるかもしれませんが、ちょっと違います。
デイジー教科書には、あとでお話しするような特徴があります。

デイジー教科書を利用するには、申請が必要ですが、医師の診断書などは不要です。
個人でも申請できますが、学校や教育委員会が一括して申請してくれるところもあります。
申請方法については、こちらをご覧ください。

さて、今回は、パソコンを使ったマルチメディア教科書の再生の特徴をお話しします。
デイジーの特徴は、音声が付加されていて、文字を追いながら声も聞こえるところです。
そのほかに、一般的に次のようはさまざまな機能があります。

・読んでいる箇所の文字がハイライトして、今読んでいるところがよくわかる
・読み上げるスピードを速くしたり、遅くしたりできる。
・読み上げのスピードを変えずに、読む間隔をあけることができる。
・文字を大きくしたり、小さくしたりできる。
 それに伴って、画像も大きくなったり、小さくなったりする。
・背景の色と文字の組み合わせを、読みやすいものに変更できる。

来年度の教科書に標準で同梱される予定のChattyBookExpressというソフトの場合、次のようなことができます。

・まず、一番便利なのは、画像のなかの文字をハイライトして読み上げてくれる機能です。
 地図の中の都市名や、グラフの文字、表の読み上げなどが可能なばかりでなく、読んでもらいたい文字をクリックすると、そこから順に読み上げてくれます。
・文字の行間を広げたり、狭めたりできる。
・縦書き表示、横書き表示を切り替えることもできます。

また、単体のChattyBooksは、下記からあらかじめダウンロードしてインストールしておきます。
http://www.sciaccess.net/jp/ChattyBooks/index.html
こちらの再生ソフトでは、上記に加え、文字を、マーカーペンツールでマークすることができます。
まるで、紙の書籍にマークするような感覚で使用できますね。
また、ユーザーが文章や数式を書き込むことが出来たり、見出しや本文の編集も可能だそうです。

いちえ会は、来年度から順次、パソコンやiPadを使った、マルチメディア教科書の使用方法の講習会を開く予定にしています。
首都圏にお住いの皆さんに、気楽に来ていただけるように準備したいと思っています。
その際は、ぜひご連絡ください。
いちえ会へのご連絡はこちらから

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