Ichiekai Photo Album

2011-11-18 (金)

箱根美術館

11月18日(金)、しばらくご無沙汰していた箱根に行く機会を得ました。
カメラ愛好者による「ぴんぼけクラブ」で、紅葉と苔のコラボで有名な「箱根美術館」へ行ってきました。
ただし、ぴんぼけクラブと言ってもみんな一眼レフを片手に、前ボケ…後ろボケ…とのたまう腕前です。

でも、このぴんぼけクラブの撮影会、実は「カメラへの興味はさほどはないけど…」という方が、たくさん参加してくださるのです。そこが私たちのコミュニティの嬉しいところ。
みんなで、小さな旅を楽しみ、景色を愛で、おいしいもので幸せな気分になる…、それが一番の目的なのです。

実は、我が家も箱根が割合近いということで、存命中の母と子供たちを連れて、よく遊びにいったものです。
桜の季節、水の季節、ススキの頃…、でも、紅葉の季節は敬遠していました。
箱根はこの時期、入るも出るも車は渋滞、ケーブルカーやロープウェイは長蛇の列、登山鉄道は超満員…と相場は決まっていると思い込んでいました。
でも…今回は、運よくタクシーを上手に利用することができ、ほとんどロスタイムはなく快適。

さすがに、箱根美術館には、開園と同時にたくさんの見物客が押し寄せ、順路は満員です。
でも、それでも一度は見ておきたいお庭ですね。
苔のみずみずしい緑と、紅葉の赤…、日本人にはいうに言われぬ感激があります。

「あそこを撮りたいけど人が絶えることはないわね…」などと言いながら、自分がその一人であることをすっかり忘れていて苦笑することが何度も(笑)

毎年、秋になるとやっぱり紅葉を見に出かけるのはなぜでしょうね。
いつも不思議に思うのですが…。

箱根美術館…紅葉

強羅公園の十月桜

2011-09-07 (水)

ぴんぼけクラブ第6回等々力渓谷

等々力渓谷は、東京世田谷区の等々力駅から歩いて2~3分のところにあります。
娘の自宅からも近いので、とても身近な存在なのですが、なぜかあまり出かける機会がありませんでした。
どうやら、世田谷区管轄の公園のようです。

谷沢川という川沿いの遊歩道を進むと、稲荷堂・不動の滝に達します。

この不動の滝の音が、渓谷に響くことから、このあたりの地名が「とどろき」となった…というお話ですが、なんとまあ、細くてきゃしゃな滝。
その昔は、堂々たる滝だったのでしょうか。

その稲荷堂から階段を少し上がると、等々力不動尊。
なかなか立派なお不動さんでした。

稲荷堂のすぐそばに、等々力渓谷…との石碑があり、日本庭園になっています。
門をくぐると、優しい色合いの竹林が…。

蒸し暑い中、その鮮やかな緑が目に染みた一日でした。

お楽しみの団子会場は、等々力駅そばの「中国料理ざいもく家。蔵の前の離れで、ゆっくりおしゃべり三昧のひと時でした。

タグ: OLYMPUS E-P1 LUMIX G 20mm/F1.7

2011-07-31 (日)

車山オフに備えて花の図鑑を…

ちょうどニッコウキスゲが満開、という時期でもあり、レンタカーを飛ばして見に行くことに…。

車山の斜面いっぱいに広がるニッコウキスゲを想像しながら霧ヶ峰に入った途端、濃い霧!
「さすがに、霧ヶ峰…」。

今年は鹿の害から守られて、電気柵の中ではあったけれど、霧の中でも満開のニッコウキスゲに会うことができました。

他にも、たくさんの花たちが…。
31日の「車山オフ」に備えて、図鑑的に並べてみましょうか。
きっと、わずか10日でも、また違ったお花が咲き始めていることと思います。




2011年車山・八島ヶ原湿原オフ

車山・八島ヶ原湿原オフ、雨の中を決行しました。
これが、こんかいチャーターしたバス、25人乗りに14名…贅沢です(^_^;)

茅野では、雨は上がっていました。ちょっとだけ山でもこの調子の空模様が続くように願いましたが、やはり…。でも、10日前よりはずいぶんと明るい感じで、視界も良かった気がします。

この風景を見ながら、みんなで丸太のベンチでお昼。

これでも、想像したよりずーっと視界が広がっていて、ちょっと内心ほっとしながら…。

でも、神様は甘くなかった…。
おにぎり食べ終わった頃に、また雨。
急いで傘を出して、コロボックルヒュッテへ。

コロボックルヒュッテ横のニッコウキスゲの丘は、やっぱりほとんど咲き終わっていました。
そのかわり、秋の花々が顔を出してくれていたので、良しとしましょうか。

お約束の図鑑最終編。

八島ヶ原湿原についた頃は、本格的な雨…。というより土砂降りといった方がいいかも。

それでも、あきらめきれずちょっとだけ木道に…と出たところで、子供たちの一団と遭遇。
夏の林間学校でしょうか。長い長い列が
  「こんんちは!」「こんにちは!」
うーむ、この子たちがみんな行ってしまうまで、100回はこんにちはしないとな…。

というわけで、木道を右手に折れて少し退避…するつもりが、後ろから「一周しよう!」の声。せきたてられて、とうとう一周してしまいました。
途中、雨あり、霧あり、暑いくらいの陽射しあり、そのうえ再び雨と雷…、たった75分でほとんどの天候を経験してしまいました。こういうこともあるのですね…。

天気の合間に、トンボさん…何トンボでしょうか?

途中の幻想的な風景、歩きながらパチリ。思ったより撮れていたので載せてみますね。

この後、大雨と雷に見舞われ、大急ぎでビジターセンターへ。

この間、「歩かない派」は、ビジターセンターでビール!
でも、陽射しが出た時には、ちゃんと「小さい一周」で池の周りを一周したそうです。

おいしい牛乳で喉を潤し、若い可愛い職員の方とおしゃべりし、適当に人が少ない湿原を満喫してきました。

今年の夏の高原散歩も、これでおしまい。
茅野で、大きな虹が見えました。
かすかな色ですが、見えるでしょうか…。

また来年! 来年はいいお天気になりますように…。

2011-05-31 (火)

旧古川庭園のバラ

地下鉄南北線「西ヶ原駅」で下車徒歩7分のところに、「旧古河庭園」はありました。
洋館は、鹿鳴館や旧岩崎邸を設計したコンドルの最後の作品、ということもあって、特に楽しみにしてきました。


ブラシの木が真っ盛り。

重厚な石造りのエントランスには、古河家の家紋が…。

一歩入ると、マントルピースと当時からのシャンデリアがある広いロビー。
そのロビーの周りにぐるりと、各部屋に入るドアが並んでいます。
ガラス張りのサンルームがついたビリヤードルーム、応接間、バラ園を望むダイニング。
こんな調度に囲まれ、バラを正面に見ながらの朝食、優雅すぎます…。
特に、メインダイニングは、端と端の席では会話ができないほど広く、そのため音響効果を考えて腰板を高くするなど配慮されているとか。時折、この部屋でコンサートが催されるというのも納得です。

階段を上がって二階にあがると、そこも広いロビーに、ぐるりのドア。
そのドアの中に、もう一枚引き戸があり、その奥は純和風…というより正式な和室がしつらえてあるなんて想像もできません。
和室には書と同様に「真・行・草」の格があるそうで、お客様用の和室の作りは最高級ランクの「真」、家族の居室は「行」や「草」と作り分けられていました。外観は完璧に洋風の建物の中に、「格」を意識した和室があるなんて、驚きです。
さらに、主寝室の隣に6畳ほどの小さな部屋が隣接していて、壁や天井は洋風なのに床が「畳」…。
日常は和服で過ごした当時、着替え場はやっぱり畳で…、と、あとで床に畳を入れたとか。
そして、特注のタイルに大理石のこじんまりした風呂桶…。
贅を尽くしながら、でもやっぱり日本人だなぁ…と妙に親近感を覚えた空間でした。

洋館は、外から見ると重厚な煉瓦造り、その少し赤みがかった外壁(雨にあたると若干赤みが増すそう…)にバラの花がよく似合います。

雨上がりのバラの庭園、アイボリーのバラがまるでブーケのようでした。

2011-05-15 (日)

東大駒場キャンパスの散歩道

東大駒場キャンパスの小さなバラの花壇は、今、さまざまな品種が次々と咲き始めていて、ついつい足がむいてしまいます。


バラの花壇の先は、まるで野の小道のよう。
ほんの少しの距離ですが、今の時期毎日楽しみな小道です。


その先の梅の木は、2月には甘い香りと可愛いお花で楽しませてくれ、今の時期は大きな実をつけていますが、ここの梅は実を取るためのものとか。以前は、このあたりは農学部があったとか聞いたことがありますが…

2011-02-27 (日)

小金井公園と「梅まつり

ぴんぼけクラブ
暖かい春のような一日、小金井公園の梅祭りも最終日。

ぴんぼけクラブのモットーは、「花より団子」ならぬ「花も団子も」。
今回の団子は、桜堤の玉川上水際にある「くすの樹」・
五日市街道沿いにあるとは思えない、外観がユニークなレストランでした。