先日、大河ドラマ・ガイド「鎌倉殿の13人」前編のあらすじを、杉並区立中央図書館におさめてきました。
いちえ会で製作したデイジー図書は、ここから国会図書館に提供されることで、さらにサピエ図書館*からも、読むことに障害のある方がダウンロード利用できるようになっています。
すべて合成音声ですが、会話部分もありますので、どこまで実際のニュアンスに近づくことができるか、試行錯誤も楽しみのひとつです。(凝りすぎると時間がかかってしまうのが難点です(笑))
昨年度の利用件数では、これまで製作した書誌は年間数件から数十件の利用がありますが、やはり昨年度では「青天を衝け」が人気でした。待っていてくださる方がいると思うと、こちらのモチベーションにもなり、できるだけ早く続刊もお送りしていきたいと考えています。
*サピエ図書館…全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)が運営する視覚障害者等向けの点字・録音図書の図書館。
大銀杏が健在だった頃の鶴岡八幡宮(2000年頃)
