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子どもたちが考えてくれるデイジー教科書に….

今月のサロンでは、初めて小学校の先生がきてくださいました。 マルチメディアデイジー教科書に接する機会は初めてとの ことで、一からご説明させていただきました。

ただ、その後、先生の教科書の使い方の実情を知るにおよんで、 私たちの作り方で見直すべき点も大いにあることを感じ、逆に教わる ことに…。

簡単に言うと、紙の教科書は児童・生徒に考えさせるための工夫が 各所に施されているので、デイジー教科書もその意を汲んで作る 必要があるということです。

デイジー教科書は読みやすいようにレイアウトを調整するのですが、 調整の仕方を誤ると現場で困ることがあるかも….。

また、本来、先生が口頭で言うべきことが書かれていて、わざわざ 読み上げても意味のない箇所もあるとか….。

著作権の関係で文を変えることはできないのですが、改めてデイジー 教科書はどうあるべきか、を考えさせられ、同時に出版社や現場の 人たちとのコミュニケーションがいかに重要かを痛感した貴重なひととき となりました。先生、ありがとうございました!


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