このたび、マルチメディアデイジー教科書製作ネットワーク参加団体(いちえ会も参加する全国21団体)では、文部科学省に次に掲げる要望書(PDFファイルです)を提出することとしました。
読みが困難な子どもたちへのマルチメディアデイジー教科書の国による無償給与実現(教科書会社による提供)をめざすものです(現在は、文科省の暫定の調査研究事業として日本障害者リハビリテーション協会が取りまとめ、教科書データの提供を受けた参加団体が製作)。
提供開始から10年が経過しながらも、参加団体のいわば手作業で取り組みが続いている状況ですが、著作権法、学校教育法の改正でデジタル教科書の積極的な活用が見込まれており、ニーズは高まる一方です。
私たちは、なんとかこの現状を打開し、すべての子どもたちが、なんの障害もなく学んでいけることを願っています。
(6/6 要望書内容が一部更新されたため、更新分を掲載します)