いちえ会は、今年国立国会図書館に所蔵されているオープンリールに録音されている図書をデジタル化するお手伝いをさせていただいています。
今までも、図書館を通じて、NHK大河ドラマストーリーから「真田丸」や「おんな城主直虎」なども音声デイジーとして提供させていただいてはいますが、すでにテープに録音された図書をデイジー化するのは、初めての経験でした。
絵や文字や声が全部入った「マルチメディアデイジー教科書」、文字だけの「テキストデイジー」などを製作してきましたが、今回はそれに、「音声デイジー」が加わりました。
音声デイジーは、頭出しができるオーディオブックみたいのものと言ってもいいのかもしれません。
同じデイジーでも、使用する方が使いやすい形式を選択していただけるところが、大きな特徴ですね。
デイジーは、障碍者向けのツールと思われがちですが、一般の人も、特にシニアには使い方で便利に利用できるものかな…という気もしています。
今よりもっと、ぐっと使いやすいビューワがたくさん出てくるといいな…と思います。