EveryDAISY

EveryDAISY のサロン

EveryDAISYは、オンラインでの情報共有サイトですが、11月から毎月1回のペースで、リアル版EveryDAISYを開設することにしました。
読み書きが苦手な子供たち、その親御さん、学校の先生、支援者の皆さんがあつまって、関係機関や研究機関の方にもご協力をお願いし、少しでも読み書きが楽にできるような工夫を、教えたり、教えられたり…という場を作れたら…と思っています。

第1回は、11月11日(日)。実際にリーディングトラッカーを使って本を読んでみたり、デイジー図書を読む方法も体験してみます。


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読み書きが不自由(印刷物が読みにくい)という状況を、ディスレクシアといいます。

「読み書きが、なんとなく苦手なような気がする…」というお子様をお持ちの保護者の方々、
クラスに「教科書を読ませると、つっかかったり、漢字をなかなか覚えない子がいる…」という教職員の皆さん、
決してさぼっているわけではないのです。
その子は、ディスレクシアかもしれません。

近眼の人が眼鏡をかけるように、そんな子たちはデイジー図書があれば、普通に本が読めるのです。
デイジー図書は、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで読む電子の書籍です。
音声で読み上げてくれるのはもちろん、画像や動画、音楽なども含む、まさにマルチメディアな図書なのです。

いちえ会では、数年前から(公財)日本障害者リハビリテーション協会のもと、マルチメディアデイジー教科書の製作に携わっています。
 「目は見える…、でも、読み上げるのが苦手なようだ…」
 「知能は普通だ…、でも文字を読んだり書いたりするのが苦手なようだ…」
そんなお子さんは、教室にひとりか二人はいる計算になるようです。

本当は知能は高かったり、特別な才能に恵まれていたりするのに、印刷物が読みにくいだけで、せっかくの能力を活かせないお子さんが、実際います…もったいない!
そんな子供(ずっと気づかないまま、大人になった方もいます)に、読める本を届けたいと、マルチメディアデイジーの書籍や、教科書を製作しています。

EveryDAISYでは、利用してくださる方と、その方のためにデイジー図書を製作したいと思っている方の交流の場にもしたいと思っています。
ぜひ、一度、駒場でのEveryDAISYにご参加ください。


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