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デイジー図書の3つの種類(2)テキストデイジー

2.テキストデイジー
テキストデイジーは、逆に文字だけで製作されています。
見出しや階層化がなされていますので、やはり見出しにジャンプしたり、好きなところから読み始めることができます。

音声デイジーとの違いは、音声そのものは提供されていない…という点です。
では、どうやって本を読めるの?と思いますよね。

テキストデイジーは、文字の情報を自分のパソコンや機器に含まれているナレーターを使って、再生します。Windows10なら、最初からWindowsが持っている音声「Ayumi」さんや、「Haruka」さん、「Ichiro」さんの声を選択して、読ませることができます。

Windowsなどに含まれている音声は、まだまだ本当に昔の「ロボットがしゃべっている…」的なイントネーションで、聞きづらいと感じますが、それでも耳からの情報に頼る場合はとても有効なのだそうです。

今や、いたるところで合成音声のアナウンスが聞こえますが、ほとんど合成音声だと気づいている方は少ないのではないでしょうか。
身近になった合成音声。
パソコンの読みも、もっと自然に聞こえるようになるといいですね…。


いちえ会のテキストデイジー製作講習会

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デイジー図書の3つの種類(1)音声デイジー

デイジー図書には、3つの種類があります。
1.音声デイジー図書
2.テキストデイジー図書
3.マルチメディアデイジー図書

デジタル図書は、PCだけでなく電子機器(iPadやスマホ、タブレットなど)でも手軽に読書できるようになり、紙とは違ったメリットもあり、普及が進んでいますね。

デイジー図書は、いわゆるその電子書籍のひとつで、音声デイジー、テキストデイジー、マルチメディアデイジーの3種類があります。

1.音声デイジー
音声デイジーとは、読みの声だけで製作されたものです。
実は、何十年も前から書籍をカセットテープに肉声で録音したた図書が、図書館などにはたくさん残っています。
今、その図書をデジタル化しようという動きがあります。
ただデジタル化するだけではなく、少しでも読みやすいように、デイジー規格に沿って、見出しをつけたり階層化したものが「音声デイジー」です。
もちろん、古い書籍だけでなく、直接音声デイジーとして、新しい書籍もどんどん製作されています。
いちえ会では、一昨年から杉並中央図書館と連携して、この音声デイジー図書を製作しています。
http://www.ichiekai.net/daisy/gen
もし興味があれば、直接杉並中央図書館に、ご連絡ください。


音声だけのデータですが、専用機器を使えば、見出しごとにジャンプしたり、ランダムに読みたい箇所から読み始めることができるようになっています。

今年、いちえ会が国立国会図書館のテープに録音された図書を音声デイジー化するお手伝いができるようになり、私たちのスキルが少しだけですが、社会に還元できるようになりました。
残っている録音図書が、また少し便利になって、再び世の中で利用されていくようになるといいですね。



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いちえ会とデイジー図書

いちえ会とデイジー図書、出会ったのはかなり以前です。

いちえ会は、1994年に発足しました。
まだパソコンは一部の人の趣味のツールであり、インターネットはなく、パソコン通信が全盛の時代です。
今のインターネットの役割を、小規模ではありますが、パソコン通信が担っていました。
いちえ会は、そのパソコン通信を教える全国でも珍しい教室として発足しました。

1995年、Windows95が発売されると一般の人でも気軽にインターネットに接続できるようになり、一気にパソコンが普及しました。
各地にパソコン教室が生まれ、2000年以降、地域にシニアネットと呼ばれるボランティアの教室が立ち上がり、パソコンの習得が一気に広がりました。

パソコンがそうやって普及していく中、当初からいちえ会は、点字図書の製作、録音図書のデジタル化…と、すこしずつではありますが、携わってきました。

現在、いちえ会は、デイジー図書製作が活動の大きな柱になっています。

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