杉並中央図書館で「ChattyInftyを使ったマルチメディアDAISY製作体験セミナー」を開催しました

9月2日(水)14時から16時まで、荻窪にある杉並区立中央図書館の会議室で、ChattyInftyを使ったマルチメディアDAISY製作の体験セミナーを開催しました。

今回は、杉並区に登録されている3つの音訳団体の皆さんを対象としたセミナーで、16名の方にご参加いただきました。 2時間の予定でしたが、時間を延長するほど、皆さん熱心に取り組んでくださいました。

今回のセミナーでは、参加者の皆さんにそれぞれノートパソコンを持参していただき、ChattyInftyをインストールしてから実際に操作していただく形で進めました。

参加者の皆さんには少し早めに来ていただき、セミナー開始前にインストールを済ませてもらうことにしました。

これは結果的に大正解で、開始後はすぐに本題に入ることができました。
今回、実際に製作の素材として使ったのは、図書館が毎月発行している「図書館だより」のPDF。

普段から音訳をされている皆さんなので、ChattyInftyで文字を入力し、読み上げさせながら、アクセントを修正していくという作業も、すぐに要領をつかんでいただけました。

今回、特に皆さんの反応が大きかったのが、入力した文字がそのまま読み上げられ、アクセントなどを修正すると、すぐに修正後の読み方で読み上げられるというところ。「ここを直すと、すぐにこう変わるんですね!」と驚きの声が上がり、実際にパソコンを操作しながらその感覚を体験していただけたのではないかと思います。

音訳の経験がある皆さんだけに、

「この読み方なら自然」
「ここはアクセントを変えたほうがいい」
といった判断も早く、実際に音声を聞きながらどんどん修正されていました。

中には、ある程度やり方がわかったところで、ご自身の団体で実際に使っている音訳素材を入力して試してみる方もいらっしゃいました。

「もともと興味があって、このセミナーがなくても、私たちの団体に、教えに来ていただきたいと思っていたんです」という嬉しいお話も。

今回のセミナーが、実際の活動につながるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

ただ、一部、準備に不足していた点もあり、「事前準備は大切!」と、さらも身をもって実感した今回のセミナーでした。

最後に皆さんから拍手をいただき、「なんとか楽しんでもらえたかな」と、ほっとしました。

2時間(実際にはそれ以上)のセミナーでしたが、皆さんが熱心にパソコンを操作し、音声を聞きながら試行錯誤されている姿を見ることができたのは、開催する側としてもとても嬉しい時間でした。

今回のセミナーは、音訳活動をされている皆さんに、「マルチメディアDAISYとはどんなものなのか」「実際にどうやって作るのか」を、まずは体験していただくことを目的として開催しました。

音訳の経験をお持ちの方は、アクセントや読みの調整など、これまでの経験をすぐに生かすことができます。

そして、文字を入力して、音声を確認して、必要なところを修正する、そうした作業を繰り返しながら、少しずつ完成に近づけていくことができます。

今回の経験を参考に、今後は音訳団体の皆さんだけでなく、一般の方にもマルチメディアDAISYについて知っていただき、実際に製作を体験してもらえるようなセミナーも開催し、少しずつでも、製作できる人を増やしていくことにつなげていきたいと思います。

今回ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

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