生涯現役でありたいという願いから、その活躍の場をビジネスに求めるシニアも増えてきている。少子高齢化にあって、シニアがこれまでに蓄えてきた豊富な経験や培ってきた知識・ノウハウをバックに、新しいビジネスに取り組み「社会を支える側に立つ」事は極めて重要な事である。
事業型として代表的なシニアネットである「イー・エルダー」及び「シニアSOHO普及サロン・三鷹」といった、この秋ともに「情報化月間」において経済産業大臣賞を受賞した2団体の実例をとおして、人材の宝庫でもあるシニアネットが生み出すビジネスの方向性や可能性、具体的な取り組み方法や更なる活動の深耕について議論を深め、今後の活動の糧とした。