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  Wed.07.27.2008
 

白馬・栂池オフ

   
 

7月27日(日)~29日(火)

かねてから計画・準備を進めていた白馬オフ、とうとう行ってきました!
今年は平年通りの梅雨明けだったため、いわゆる「梅雨明け十日」の時期にあたり、お天気はバッチリの予定でしたが、なぜか急に不安定なお天気に…。
白馬の駅では、雷と小雨のお出迎え。先行きちょっと不安になりながらも、まずはお蕎麦!
「食べてるうちに、雨、あがるかな~」の期待もむなしく、ずーっと雷ゴロゴロ。
宿泊先のペンション「ヴィヴァルディ」のご主人にお迎えにきていただいて、そのまま宿へ。今日の散策はあきらめて、ゆったり温泉へ!白馬には温泉もたくさんあるのです!
残念無念の思いの中、夕食。ところが徐々に雨があがり、空は次第に真っ赤に!
お食事の最中にもかかわらず、カメラを持って飛びだすメンバーも…。
明日に期待しながら、ペンションご自慢のお料理に舌鼓。

食事のあとは、夜空を見上げながら、一眼レフカメラで「星」の撮影にチャレンジ! 今までみたこともないような、大きな北斗七星を狙いました。翌朝、ドドーンという大きな音で目が覚め…、なんと、雷で停電。
しかし、大したものですね。すぐ自家発電でペンションにはあかあかと明かりがともり…。でも、内心は「あーあ、今日の栂池は中止かな…」
しかし、諦めきれないメンバーは、おにぎりを作ってもらって「雨でもお花は撮影できるよねっ」なんていいつつ準備。その気持ちが通じたのか、徐々に雲が切れ、ところどころ青空も。
栂池自然園では、ワタスゲが見ごろを迎え、ヒオウギアヤメ、クルマユリ、カラマツソウ、キヌガサソウ…数えきれないくらいの高山植物が待っていてくれました。

時間を気にすることなく、それぞれのペースで自然園内を歩き、撮り、歩き、撮り…。思う存分、シャッターを切りまくった一日でした。
翌日の目的地は、八方尾根。
この日も、うす曇りながら、お天気はまずまず。
今回はドドーンという大音響の雷さんが起こしてくれなくて、朝食ぎりぎりまでベッドの中だった…というメンバーがいたとか、いないとか…。それだけのんびりできた…ということですよね。
この時期、八方尾根は一年でいちばんお花の種類が多い、ということで、VIVAさんに珍しいお花を教えてもらって事前勉強もばっちり。
(栂池自然園で購入した「花散歩」、その日に咲いているお花のミニガイドのようなものですが、これもお勧めです。八方尾根版も出ていたので、即購入)
ロープウェイ、リフト、を乗りついで一気に第1ケルンへ。栂池自然園も八方尾根も、ほとんど歩かずに登れてしまう気楽なところですが、それでも海抜1800m程の高山。油断は禁物です。八方池までは登ることもあるかも…ということで、入念にウォーミングアップをしたあと、「花散歩」を片手にいざ出発!
歩き始めた…とはいえ、あっちで「あ、カラマツソウが…」、こっちで「あ、シモツケソウ!」と立ち止まりシャッター、また立ち止まりシャッター、1時間ほどで歩けるところを、倍以上かけてゆっくり進みます。
八方池に到着する寸前、ちいさなちいさなコマクサをみつけました。そして、ついに…、珍しいという「ミヤマコゴメグサ」を、Tさんが発見!(写真の右上) 
これが、花散歩の醍醐味ですね。Tさんありがとうございます!

歩くことは二の次、高山植物を写真におさめたい…という今回のオフ、うす曇りで白馬三山はのぞめませんでしたが、期待を次につなぎ、大いに楽しみリフレッシュした3日間でした。