シニア情報生活アドバイザー養成講座で思うこと
2010年の夏、いちえ会ではシニア情報生活アドバイザーの養成講座を実施しました。
7月・8月の毎週日曜日、大変だったことと思います。
シニア情報生活アドバイザーの資格試験は、PCの基礎知識しか扱いません。
なのに、どうして難しい...と感じるのでしょう。
シニア情報生活アドバイザー養成講座の内容は、パソコンをきちんと一人で使えるようになるには最低限知っておいて欲しいことばかりです。
でも、この試験のユニークなのは「知っていることでも、伝えることは思った以上に難しい...」ということを実感してしまうところ。
ご家族にパソコンのことで教えてもらうと、最後には怒られたり、けんかになってしまう...そんな経験をお持ちの方も多いのでは?
それってもしかしたら、伝えたいことがなかなか思うように口から出てくれない...、教える側にそんな気持ちもあるからかもしれません。
ご家族だったら、遠慮がないからすぐ爆発する...(^^;)
また、わかっているつもりでもあやふやだったりすることも多いのではないでしょうか。
知っていても、わかりやすく伝えるというのは、案外難しいものです。
くりかえしますが、シニア情報生活アドバイザーの認定試験は「基礎」だけしか扱いません。
それも、Windowsという基本ソフトだけしか扱わず、WordやExcelといったソフトも試験範囲には入っていません。
でも、仮にも試験ですから、どんなに知識があっても緊張したり、心配になったりするのは当たり前!
この資格をお持ちの方は、その緊張や心配に立ち向かって、一歩踏み出す勇気と好奇心がある方々だと、私は常々思っています。
そんな皆さんに、自分自身の基礎知識をもう一度再確認することと、そしてそれを伝えられるようになっていただくこと...それが、いちえ会のニア情報生活アドバイザー養成講座の目標です。
合格不合格を心配しなくても、8週間過ぎた頃には、知識をちゃんと伝えられるだけの力がついていると思います。
あとは、日々進歩するパソコンの世界の動向をアンテナ高くキャッチすることを心がけて...。
このパソコンというコミュニケーションツールを、自由自在に使いこなしていただければ...と願っています。